ばら園へ
- 2015年05月24日
皆さまこんにちは y(◉ _ ◉)
先日、ばら園に行ってきました!
きっかけは、母の
「ヨハネパウロ2世が欲しい…」という謎の言葉。
ヨハネパウロ2世といえば、かの有名な
ローマ教皇の名前ですが…
「法王が欲しい」とは一体どういう意味でしょう?
(@_@)??
よくよく聞けば、それは「薔薇」の名前なのだそう。
近所の園芸店で「ヨハネパウロ2世」という
タグがついた純白のバラを見つけて
一目惚れしたものの、「ちょっと高い…」
悩みつつ、他のコーナーに回り、
目を離した隙に!!
別の方が買っていってしまったのだそう
売れてしまって、手に入らなかったとなると
「今度は高くっても、どうしても欲しい!」
ああ、その気持ち、
とてもよくわかります(;´∀`)
探すバラは「京成バラ園」という
千葉県の施設で扱っているということがわかり、
電車に揺られること1時間半、バラ園までやってきました。
着きました。
えっ (◎_◎;)ひ、広い……
ここは公園でしょうか?
広大な緑の中、そこかしこにバラが咲いています。
アーチ状になったもの、木のようにそびえたつもの、
赤、白、ピンク、オレンジ、黄色…
「食べられる植物」しか育てない無知な私、
小さなバラ園…街の即売所のような場所を
想像していたのですが(ごめんなさい (;’∀’) )
このバラ園は、東京ドーム2/3ほどの広さの敷地に、
1,500品種・10,000株のバラが植えられているのだそう!
品種改良などにも長けた、
世界的に有名なバラ園なのだそうです。
外国の方もちらほら見かけます。
そしてバラにはさまざまなロマンティックな名前がついていて…
「○の雫(しずく)」「○の涙」といった言葉のほか
実在する人物や、神話など架空の人物、
地名や国名、ブランド名や雑誌名などなど。
フランス語、英語、日本語…
バラの名前は、世界中に2万以上あるのだとか!
たとえば、モナコ公国王妃でもあった女優の
故グレースケリーさんに捧げられた「プリンセスドモナコ」、
引田天功さん(プリンセス・テンコー)や
黒柳徹子さん(トットちゃん)、「金閣寺」や「奥入瀬渓流」
「ティファニー」や「フィガロ」など…
新しいものでは、
脚本家の倉本聰氏のドラマ「風のガーデン」で
ドラマの舞台を飾ったバラをイメージしたバラを開発したのだとか。
とても見きれないので、図鑑も買ってみました。
個人的には
「カフェマキアート」
「ラ・フランス」
食べられそうな名前のほうに
「もしやそういう香りがするのでは…」と興味津々だったり…(^ω^)
1日、閉園間際までバラを楽しみ、
「ヨハネパウロ2世」も手に入れることができました♪
「浸みわたる水素水」も持参したので
たくさん歩いて疲れたけれど、目も心も、体も癒される1日でした。
「ばら」は和語で「いばら」が転訛したもの。
その美しさとトゲの鋭さから、
「バラ色の人生」といったような極上の幸せを現したり
「茨の道」と、真逆の意味を示したりもします。
古来から、世界中の人々を魅了する、高貴で神秘的な花ですよね。
今回の目当ての「ヨハネパウロ2世」は
第246代目のローマ教皇の偉業をたたえ、
バチカン法王庁が、バチカンの庭園に植えるために選ばれた
バラの名前なんだそう。
バラ無知の私にもわかるくらい、
抜けるように白くて香りの高い、高貴な大輪の花でした。
写真を撮りすぎて、どれがヨハネパウロ2世か
わからなくなってしまいましたので、
注文したバラが届いたら、またご紹介しますね(;^ω^)
ちょうど今が見頃の5月、
京成バラ園では大きなイベントも開催されています。
お時間がある方は、
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?