土用の「う」しの日
- 2015年07月25日
昨日、7月24日は土用の丑の日でしたね!
皆さま、うなぎは召し上がりましたか?
私はというと…食べておりません (´;ω;`)
訳あって、丑の日には餃子をいただきました。
餃子にも栄養ありますからね、
おかげさまで今日は元気いっぱいです(^-^;
金曜のランチタイム時、
うなぎ屋さんの前を通りかかると
いつもはやや閑散としているのれんの前に賑やかな列が。
さすが土用の丑の日ですね。
今日はしっかりうなぎを食べて、栄養をつけてね!という
店主さんの粋な計らいでしょうか、
手書きで値段が若干下げられていました。
そして、お客さんも
「今日はうなぎだと決めて来ました!」とばかり、
炎天下で汗をふきふき順番を待っています。
せっかくの丑の日だし私も…と思う心と
いや、自分だけなんて
子供たちに申し訳ないかしら…と思う心と戦い(+_+)
結局お昼は冷やし中華に。
ビタミンやDHAも豊富で栄養たっぷりのうなぎ、
軒先から漂う香りもたまらなく…
けれども、ここ数年、とにかくうなぎが高い(*´Д`)ですよね。
「高嶺の花」の印象です。
今年は大手コンビニやスーパーも力を入れ、
例年よりは割安でおいしいうなぎが手に入ったり、
また、うなぎを巻いた卵焼き(う巻き)や
うなぎ入りのスイーツといったアイデア商品も売り出され、
「土用の丑の日にうなぎ」文化が廃れないよう
がんばってくれているようですが
たまにはお店で焼き立てを食べたいな…
私も、夜はちょっと奮発して家族で(^ν^)…
などと考えつつ、仕事を終えて帰宅すると…
みんなでおおきいおふろにいきます。
ごはんたべてね。
という置手紙。
夏休みに入った子供たちは
おじいちゃんおばあちゃんと
スーパー銭湯に出かけてしまったようです( ;∀;)
お風呂…道理で誰の電話もつながらないわけです。
仕方なく冷蔵庫・冷凍庫をのぞくと、
ハンバーグに餃子、肉にアイスクリーム…
卵に野菜に「浸みわたる水素水」……
うなぎがいるわけないですよね(^^;
どうしよう…
ところで「うなぎ」は夏が旬なのでしょうか?
どうして暑い盛りの土用の丑の日に食べるんでしょうか?
イメージとしては、
冬のほうが脂がのっていそうな気がしますが…
「土用の丑の日にうなぎを食べる」のは、
もともとは、土用の丑の日には「丑」にちなんで
「う」がつくものを食べると暑気払いに良い、
という習慣から生まれたのだそうです。
縁起担ぎの語呂合わせで、
梅干しやうどん、うるめいわし…みたいなものを
食べていたんでしょうね。
そして江戸時代になり、
夏にうなぎが売れないことに悩んだうなぎ屋さんが
その「う」がつくものを食べる習慣に目を付けて
「土用の丑の日に”う”なぎを!」と宣伝したところ、
ちょうど夏バテ予防にも良いじゃないか、ということで大流行、
土用の丑の日はうなぎ、が定着したようです。
うなぎの旬は秋~冬。
現在は流通している大半が養殖のうなぎですから
季節を問わず、ふっくらと脂ののった
うなぎがいただけますが、
当時の夏のうなぎは、人間と同じく夏バテ気味で
ちょっとスリムだったのかもしれません。
だから人気がなかったんでしょうね(;^ω^)
そんな夏の痩せうなぎを
ヒット商品にするアイデアを出したのは、
江戸のダヴィンチとも呼ばれた天才、平賀源内。
学者、画家、発明家として有名ですが、
商才もあったのですね。
そしてうなぎを食べそこなった私。
では原点に帰って
暑気払いに「う」のつくものを食べればいいか…
冷凍庫を再び…
ハンバーグ、餃子、肉。
・・・ぎょうざ。
かろうじて「う」が真ん中にありますが、
これでいいのかな…
ついでに梅干しも食べておこう…(-_-;)
今年の土用の丑の日は2回、
次のチャンスは8月5日です。
では来週こそは家族でうなぎ♪
たまには子供にも食べさせてあげなきゃ。などと思っていると…
(^ω^)ただいま!
今日ね、うなぎの日だから
お風呂の帰りにみんなでうなぎ食べて…
でもね、僕、
ラーメンのほうがよかったな。
あっ餃子!ずるーい!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
来週はランチタイムに
ひとりで蒲焼に決定です(ーー;)
私と同じくうなぎを食べ損ねてしまった方、
来週はぜひ、「うなぎ」か「う」のつくもので暑気払いを。
栄養とって夏を乗り切りましょう・・・