高濃度の秘密
濃度が高い水素水を作るためには、いくつかの理由があります。
その秘密をここでは紹介していきます。
ドラッグストアやスーパーなどに行くと、さまざまな水素水の商品を見かけます。特に最近増えているのは、アルミパウチタイプ、アルミ缶タイプ、ペットボトルタイプ。手軽に飲める印象なので、どれを選んでも変わらない気がしますが、実は中に入っている水素の濃度がまったく違うといわれています。
アルミパウチ、アルミ缶、ペットボトルの水素濃度の違い
ペットボトルの原料であるポリエチレンは、水素を通してしまうという特性があるため、せっかく高濃度の水素水を入れたとしても、時間とともにどんどん抜けていってしまいます。そのため、いざ飲むというときには水素がまったく入っていないというケースも少なくないそうです。その反面、アルミ素材は、水素を通しにくい素材のため、水素が抜けてしまうという心配はほとんどありません。しかし、アルミ缶タイプの場合は、缶の中の空気部分に水素が溶け出てしまい、封を空けるのと同時に外に水素が抜けてしまうことがあります。その点、アルミパウチは空気を抜かれていて、そういった心配がないので、水素水の保存にもっとも適した容器といえるでしょう。
4層のアルミパウチ容器のメリット
水素水の保存にいちばん最適なのは、アルミパウチですが、さらに高濃度をキープするために「浸みわたる水素水」はさまざまな工夫をしています。まずは、アルミ素材を4層構造にすることで水素をさらに逃げにくくしています。さらに、アルミ部分が柔らかく作られているため、飲み残した際にも、内部の空気を押し出し、開封前のような密閉状態を作り出すことができるのです。また、アルミパウチは内部に空気が残らないため、夏場に凍らせても破損などの心配はありません。
4層のアルミパウチが、高濃度の水素をキープし続けられる理由といえそうです。