━━━「浸みわたる水素水」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ すいとっと通信 第27号
アビスト■□■
<2015/03/02 発行>
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~「すいとっと」とは熊本の方言で「好き・愛する」という意味です ~
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「ひな祭り」
明日はひな祭りですね。
未婚の女の子の「幸せな結婚」のために
ひな人形を飾り、お祝いしてご馳走をいただくこの行事、
息子さんしかいらっしゃらないご家庭や
お嬢様が嫁いでしまったご家庭、
あるいは、ご実家を離れ、お仕事で忙しくしていらっしゃる女性…
大人になってしまうと、ひな祭りは案外縁遠く感じてしまうもの。
今回は、先週に引き続き、
ひな祭りのルーツについてご紹介します
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■ひな祭りのルーツ
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先週のメルマガにも書いた通り、
ひな祭りは、季節の変わり目に行う邪気払いである
五節句のひとつ、「上巳(じょうし)の節句」が
その由来とされています。
上巳とは「3月上旬の巳の日」という意味で、
もともとは、3月3日と決まっていたわけではないそうです。
季節の節目は気温の変化も大きく、体調を崩しやすいですよね。
そういった意味も含め、古来では「季節の節目には災いが起こりやすい」と
信じられており、季節に応じた形で、邪気払い、厄払いを行っていました。
上巳の節句での邪気払いは、薬草や川の水で自分の体を清めたり、
自分の身代わりとしてつくった人形を川に流したりするもの。
そこに、平安時代に流行した、子供の紙人形遊びと、
魔除けの力があるとされていた「桃」の花が咲く
「上巳」の時期が結びつき、
現在の桃の節句、雛祭りの原型となったと言われています。
桃の節句というと、女の子の健やかな成長と、
幸せな結婚を祈る風習、「女の子限定」という印象が強いですが
もともとは、老若男女関係なく、災いを除け、
健康を祈る行事だったのですね。
可愛らしい桃の花に、災いを払う力があるとされていたのも驚きです。
桃と言えば、邪気を払うだけでなく、
古来は長寿や健康、若返り、子だくさんの象徴でもあったそうです。
中国の伝承で、不老長寿の郷とされている「桃源郷」には、
食べると若返るとされる桃が実っていますし、
日本でも、百歳を祝う百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)にかけて、
桃色の衣類を身に着けてお祝いをしたりします。
また、誰もが知っている昔話「桃太郎」も、
本来のお話は、子供のいない老夫婦が、
神聖な桃を食べることで、若々しい夫婦に戻り、
やがて元気な男の子を授かる…という内容なのだそうです。
桃の花も、ちょうど満開の頃ですね。
公園や通りかかるお家の庭先、学校や病院…
いたるところに濃いピンクの花をつけた桃の木を見かけます。
これまでは、可憐な、可愛らしいだけの印象だった桃の花ですが、
健康や若々しさを授けてくれ、厄を除けてくれる神聖な花でもあるのですね。
みなさんも、道端で桃の花を見かけたら、
ぜひ、ほんの少しだけ足を止めてご覧になってみてください。
季節の変わり目の不調を吹き飛ばしてくれる…かどうかは
わかりませんが、桜とはまた一味違う、
可憐で凛としたたたずまいに心が和むこと請け合いです。
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発行:株式会社アビスト