━━━「浸みわたる水素水」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ すいとっと通信 第28号
アビスト■□■
<2015/03/09 発行>
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~「すいとっと」とは熊本の方言で「好き・愛する」という意味です ~
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「啓蟄(けいちつ)とは」
今年の啓蟄は3月6日から20日頃までだそうです。
啓蟄とは一年を24に分類し、
それぞれに季節の名称をつけた「二十四節気」のひとつで、
「蟄(冬ごもりしている虫)」が
「啓(ひらく・夜明け)」という意味。
大地が温まり、土の中で冬眠していた虫たちが
春の訪れを感じて、穴から出てくる頃を指します。
本格的な春に向けての準備期間として、
菰(こも:害虫や寒さよけに木に巻き付けるワラ)を取り外し、
農作業の準備などを始めるなど、
「これから1年、頑張るぞ!」と気力がみなぎり始める時期であるとも
言われています。
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■ 啓蟄を3つに分けると…
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「二十四節気」では、啓蟄は
空から降ってくるものがみぞれや雪から「雨」に変わる「雨水」と
春の始まりである「春分」の間にあります。
冷たい雨の日と、爽やかな快晴を繰り返し、
徐々に暖かい日になっていく、およそ15日間をさします。
また、その15日間をさらに3つに分けた「七十二候」では、
啓蟄の頃はこのように分類されます。
■初候(蟄虫啓戸)
冬ごもりの虫が出てくる
■次候(桃始笑)
桃の花が咲き始める
■末候(菜虫化蝶)
青虫が羽化してもんしろ蝶になる
桃の花はもう咲き始めていますね。
あと10日ほどで、蝶を見かける季節が到来するかと思うと
わくわくしますね!
ただ、暖かくなってくるといっても、
この時期は、雨が降ったあとの「寒の戻り」が厳しいのも特徴。
特に、今週は真冬並みの寒さが戻ってくるとも予想されています。
春を感じて土中から這い出してきた虫たちは、
寒さが戻るとまた土中にもどっていき、
桃は花を閉じてしまうのでしょうか…?
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■ 光に反応する「光周性」
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実は、多くの生き物は
「光周性」という習性で生活しているのだそうです。
1920年にアメリカで行われた実験で、
同じ大豆の種を少しずつ時期をずらして蒔いたところ
生育の期間はばらばらなのに、
ほぼ同じ時期に花を咲かせるという結果になったそうです。
そこから、気温や土の状態などではなく
日照時間に反応して活動している生物が
多いことが証明されました。
よく考えると、私たちも温度だけではなく
「日が長くなった」「短くなった」と
季節の変化を感じますよね。
時計もない頃、日の出とともに活動を開始し、
日暮れとともに眠りにつく生活をしていたのは、
単に「明るい間しか活動できないから」だけではなく
体内時計も関係しているのかもしれないな、と思いました。
だんだんと、夜明けも早まってくるこの季節、
春の訪れをあちらこちらに感じますが
地域によっては急な雪が戻ってきたり、
ときに大雨になることもありますので、暖かい装いを心がけてくださいね。
おでかけには、折り畳み傘やタオルなどを持ち歩くとよいですよ。
啓蟄に思いをはせつつ…「浸みわたる水素水」はこちら!
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発行:株式会社アビスト
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