━━━「浸みわたる水素水」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ すいとっと通信 第31号
アビスト■□■
<2015/03/30 発行>
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~「すいとっと」とは熊本の方言で「好き・愛する」という意味です ~
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「エイプリルフール」
もうすぐ4月1日の「エイプリルフール」。
「嘘をついてもよい日」としておなじみですよね。
ご友人やご家族同士で、軽いジョークで騙しあったり、
テレビや新聞、インターネットなどを介して
さまざまな企業がジョークを仕掛けてきたりもします。
昨年のエイプリルフールでは、
★「寿司産業に進出!第一号店を銀座に出店」(アウディ)
★「気象予報士の石原良純さん、
あまりにも天気が当たらないので野球予報士に転職」(スカパー)
★「DeNA総監督の瀬古氏、現役復帰を表明」(DeNA)
といったリリースが、各企業から面白おかしく報じられました。
また、Googleマップにポケモンが現れたり、
タワーレコードとTSUTAYAのロゴの色が入れ替わっていたりと、
どれも一瞬「んっ?」となってからクスッと笑ってしまう、
ウイットに富んだジョークがあふれました。
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■ エイプリルフールの起源
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500年ほど前のフランスでは、
一年の区切りを「3月の終わり」とする暦を使用していたのだそうです。
現在の私たちの「年度」のようなものでしょうか。
ですから、国民にとって4月1日は
新年と春の収穫祭を祝い大騒ぎをする楽しい日だったのですが
やがて現在の暦が採用されるようになり、
4月1日のお祭りはすたれていきます。
それに不満を持った人々が
4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎする習慣ができたのが
エイプリルフールの起源と言われています。
日本にエイプリルフールが広まったのは大正時代と言われていますが、
それよりも前の江戸時代には、
4月1日はエイプリルフールとはまったく逆の意味を持つ
「不義理の日」とされていました。
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■ 不義理の日
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不義理の日には、日頃あまり会っていない相手やお世話になった人に対して
「ご無沙汰しています、お元気ですか」と不義理を詫びた
手紙を送る日だったのだそうです。
年末のドラマなどでおなじみの「忠臣蔵」の
赤穂浪士の1人である堀部安兵衛が、
仲間からの「戦いの集合」を知らせる手紙が運悪く4月1日に届いたために
不義理の手紙と間違えて読まずに放置し、
戦いに出遅れたというエピソードもあるくらい、
当時は義理を重んじる日として認知されていたようです。
そんな、義理堅い日本人らしい行事の日が
面白い嘘をついて人をかついで大笑いする日に変わったのですから
大正時代の人はびっくりしたかもしれませんね。
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■ エイプリルフールにも
マナーがあるんです
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エイプリルフールは「面白い嘘をついて騒ごう」というのが
もともとの目的ですから、「火事だ!」と叫んで周囲に迷惑をかけたり
誰かの誹謗中傷を流して、人を傷つけたりするのはマナー違反。
午前中に嘘を言って、午後のティータイムに
ネタばらしをしあってお茶を楽しむのが、正式な?作法なのだそうです。
残念ながら、4月1日は祭日ではありませんので
午前中にご家族やご友人と嘘をつきあって
午後にその嘘を告白しあって楽しむのは難しそうですが、
正式な作法にこだわらず、ウイットに富んだジョークで
周囲をクスリ、と言わせてみたいですね。
逆に、騙されないようにご注意くださいね!
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発行:株式会社アビスト
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