余ってしまった水素水の使い道
飲みきれなかった水素水の保存方法は?
現在、様々な水素水が市販されていますが、その多くは一包装あたり300~500mlのものが主流になっています。そのため、場合によっては「一度に飲みきれずに余ってしまった」ということもあるかもしれません。
飲みきれなかった水素水の保存方法として避けたいのが、コップなどに移した後、そのまま放置してしまうことです。コップに入れてふたをしないままにした場合、水素の量は2時間程度で開封時の半分程度になってしまうため、コップに移して飲む場合は、できるだけ少しずつ移しながらお飲みになることをおすすめします。
なお、水素水を毎日飲みたいけれども、一度に大量の水分は飲めないという方は、「浸みわたる水素水」のようなアルミパウチタイプの商品をお選びいただき、飲み残しは空気に触れないようにして保存しましょう。アルミパウチの容器本体を押して、中から空気を押し出し、飲み口のフチのギリギリのところまで水素水を満たすようにしてからキャップを締めて保存すると、24時間経過しても開封時の90%程度の水素量を保つことができます。
アルミ缶やペットボトルタイプの水素水は、飲んだ部分に多くの空気が入ってしまうため、アルミパウチタイプよりも水素が抜けやすくなってしまいます。「500mlは一度に飲み切れないので、何回かに分けて飲みたい」という方は、「浸みわたる水素水」のようなアルミパウチタイプの商品をお選び頂ければ、余った場合でも安心して保存することができます。
余った水素水の使い道
水素水が余ってしまった場合には、他の飲み物に混ぜて飲むのもおすすめです。たとえば、お酒の水割りに使ったり、希釈タイプのジュースを割っても、もとの味を損なうことなくおいしくいただけます。大人は水素水のお酒で、子どもたちは水素水ジュースで乾杯、など家族で使ってみるのもよいでしょう。
このとき重要なのが、水素水を入れてから混ぜ過ぎないことです。スポーツドリンクのような粉ジュースを溶くのに利用して、何度も振ったりかき混ぜたりするのは避けましょう。せっかくの水素が抜けていってしまいます。水素水の恩恵を受けるなら、あまり揺らさずに作れる飲み物を選ぶのがよいでしょう。
また、水素水で温かくて美味しいお茶を、と沸騰させてしまうのも、水素が一気に抜けてしまうのでお避け下さい。容器から空気を追い出し、しっかりとキャップをし、人肌程度に湯せんをしてお楽しみ下さい。
水素水を愛用されている方の中には、余った水素水をペットにあげるという方もいます。水素水のチカラはペットにも期待できますから、非常によい方法だと思います。こちらも、容器に入れたまま放置していると水素が抜けてしまうので、ワンちゃんなら散歩後の水分補給に飼い主さんと一緒に飲むなど、飲むタイミングを図るとよいでしょう。
水素水はいつまでもつの?
水素水を備蓄用としておいておけば、いざというときに安心と考える方もいらっしゃいます。けれども、これまでご説明したように、水素がほんの少しずつ抜けていくことは避けられません。例えば、アルミパウチタイプで水素が抜けにくい「浸みわたる水素水」でも、水素水として楽しめるのは約6ヶ月です(500ml商品)。長期間備蓄した場合、水素の濃度が低くなり、普通のミネラルウォーターとなってしまうため、せっかくの水素の恩恵を受けることができなくなってしまいます。
もちろん、水素が抜けてしまったあとでも飲めなくなっているわけではありません。天然水やミネラルウォーターとして考えれば、おいしくお楽しみいただくことができます。特に、浸みわたる水素水のように、もともとの水がとても美味しい天然水であれば、水素が抜けてしまった後でもお茶に炊飯に料理にと、大活躍してくれることでしょう。
けれども、せっかく水素がたっぷり入った水素水なのですから、やはり水素が多いうちに飲みきりたいものです。一度に大量に買ってストックするよりも、新鮮な水素水を定期的に購入した方が、おトクな方法といえそうです。
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